それいゆ通信

土地の資産活用その1

それいゆ通信109号

関与先の皆さま

 明けましておめでとうございます。昨年の11月から入社いたしました竹内と申します。今号よりそれいゆ通信を担当することになりました。前職は化粧品の仕事をしておりましたので美容知識には自信がございますが、会計、税務に関しましては勉強の身でございます。関与先の皆様のお役に立てるよう精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。さて、人の第一印象は3~5秒で決まります。お肌の状態もその一部ですので、定期的にワンポイントアドバイスをお伝えしていきます。初回は、洗顔方法です。洗い流すときは、体温より低めのぬるま湯で流すことが肌のうるおいを保つポイントです。ぜひお試しください。それでは、事務所通信平成30年2月号とともにそれいゆ通信109号をお届けします。

 今回の事務所通信では、所得税の確定申告について取り上げられています。所得税の確定申告にあたり、申告もれがよく見られる項目が記載されています。ふるさと納税のワンストップ特例の適用を受けている人が、確定申告をすると、特例の適用が無効になることや、医師によって処方される医療用医薬品に限らず、薬局などで購入できるOTC医薬品も1万2千円を超えるときは、上限を8万8千円として控除する新制度についても記載されております。保管期間なども記載されていますので、是非ご一読して頂き、申告もれがないようお手続きください。

 今回のそれいゆ通信からは、隔月で土地の資産運用についてご紹介していきたいと思います。
 第1弾では、土地の価値についてご紹介いたします。皆様は、土地の価値は何で決まるかご存知でしょうか。路線価、立地、周辺環境です。3つの条件が同じときには差別化として、道路と敷地の関係や建物により決まります。建築物の敷地は、消防・救急車両が安全に到着できること、環境保全のため等の理由から道路幅4m以上、敷地と道路が2m以上接すること等が義務付けられています。道路幅が2m未満ですと、土地の価値が〝0″になります。

 次に敷地についてご説明します。
⓵整地とは、4m以上の道路幅があり敷地と道路が4m以上接している土地で、店舗や共同住宅、病院の建築が可能な土地です。
⓶角地とは、4m以上の幅のある道路に2面以上接している土地で、このような土地は建ぺい率が10%高くなり、高度制限の緩和が受けられます。
⓷旗竿地(路地上敷地)とは、旗のような形をしており道路幅は4m以上で道路に接している部分が2m以上4m未満の土地で、共有の廊下やオートロックがないアパートや長屋、戸建てを建築することが可能です。その他にも奥行きが長い土地や形の悪い不整形地などがございます。

 このように様々な種類の土地がございますが、整地の価値を100%としたときに、旗竿地は70%、角地は130~150%になります。道路と敷地の関係により価値は異なります。

 また今後、家の建て替えや土地を分筆(1つの土地を登記簿上2つに分けること)される方は次のことにご注意ください。道路幅が2mで土地と接している道路が4m未満の敷地で建て替えを行うときには、道路のセットバック(道路幅を広げるために土地を削ること)が必要になります。ただし、柱や土台を残したリフォームではセットバックの必要はございません。分筆される方は、道路と接している敷地が4m未満になると土地の価値が約7割まで落ちます。分筆次第で価値を向上させた例もございますのでご参考にしてください。

さて、今年は戌年です。戌は社会性があり、忠実な動物です。人との付き合いも古く親しみ深い動物といわれております。本年も皆様と親しみ深い関係になれますよう、よろしくお願い致します。

★竹内さん歓迎会★
101726

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